ブログの書き方で忘れがちなこと3点

ライフスタイル

誰でも最初は書くのは大変ですよね?
私もよいブログが書けるのか日々研究する日々です。

今回はブログを書く中で「これは忘れがちかも・・・」と感じたことを中心に3点まとめてみました。

こんな人におすすめ

・ 文章を書くことで必死だが、読み返してみると面白くない
・ 筆が進まず、ブログ記事を継続して書くことができない

1.アウトプットよりインプットが大事

当たり前ですが、自分の知らないことを文章に起こすことはできません。

文章を書き始める前には入念な調査を。質の良いインプットが必要です。多くのブログを記事にするためには常日頃から情報を自分の頭に入れ続けなくてはいけません。

ずっと勉強(机の上のものとは違う)していくことが不可欠なんですね。

質の良いインプットは一次情報がベスト

一次情報というのは、調査対象から直接、あるいは近いところから取ってきた情報のことです。

例えば、

テーマ:「野球観戦」→ 野球場まで観戦しにいく
テーマ:「化粧品」 → 化粧品を自分で買って使ってみる

といったことが一次情報になります。

これがなぜ重要かというと、説得力がある記事を書くためには自分がその対象を深く理解しておく必要があるからです。

実際に自分が体験していないもの(本やネットで拾ってきた情報)だけだと、他人事なのでどうしても文の書きっぷりが浅くなります。

客観的な情報と主観的な情報を両方揃える

客観的な情報とは自分の外にある情報のことです。主観的な情報とは自分の中だけにある情報のことです。

例えば、富士山について考えると

客観的な情報 → 日本で1番標高が高い山、世界遺産に指定されている
主観的な情報 → (私が)登るのがとても大変だった、(私が)景色がきれいだったと感じた

良い文章を書くためにはこの二つをうまくミックスして書く必要があります。

客観的な情報だけだと、こんな文章になります。

富士山は、静岡県と、山梨県に跨る活火山である。標高3776.12 m、日本最高峰の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。数多くの芸術作品の題材とされ芸術面のみならず・・・
(引用元:Wikipediia)

Wikipediaと同じことを書いても意味がないですよね。もちろん、富士山を知らない人に説明するためには上記のような説明もある程度必要です。

ですがブログとして書く以上、自分がもっている固有の情報(主観的な情報)を織り交ぜないと(インプットしないと)オリジナリティのある記事を書くことはできません。

2.事実だけでなく、その時の「感覚」も伝える

前述したように良いブログ記事を書くためには、「主観的な情報」が不可欠です。しかし、「主観的な情報」というものは自分が経験した事実だけでなく、そのときに感じた「感覚」も含まれます。

やはり、読む側も人間ですから無機質な文章よりも感情を揺さぶられるような文章のほうが好まれます。

以下の文章を比べてみてください。

テーマ:富士山に登頂

◎事実だけ書く
朝7時から富士山の五合目より登り始めた。途中、友人の一人が高山病のために離脱した。その後、急斜面が続いたが私は他のメンバーとともに午後の明るいうちに頂上にたどり着くことができた。

◎そのとき感じたことも書く
朝7時から富士山の五合目より登り始めた。登山には絶好の青空が広がっており、麓まで美しい景色が広がっていた。途中、友人の一人が高山病のために離脱した。メンバー全員で登頂したかったのにとても残念だった。その後、急斜面が続き足ががくがくになったが、それでも歯を食いしばって耐え続け、午後の明るいうちに頂上にたどり着くことができた。

上記二つを比べた時に臨場感が伝わるのは後者ですよね。

技術ブログなど読者がその知識だけを求めているのであれば別ですが、実際にはどんなことを考え・感じたかという経験まで共有できると面白いブログに仕上がると思います。

3.公開までのハードルを最小化する

記事の中身の話というよりは書き続けるためのコツになりますが、完璧になりすぎないことが大事です。

60点の質でよいからとにかく書き上げる・公開する

日本人は完璧主義な人が多く、公開する記事は最高の質のものでないと無意識に思い込んでいる節があります(私もそうです)。

しかし、そうやっているといつまでたってもものが完成しません。それよりも、その間に60点の記事を3つ書いたほうが絶対に得です。書けば書いただけ、ライティングスキルも自然と上がっていずれ100点に近い記事も量産できるようになります。(と信じて私もブログを書いています(笑))

それにブログはいつでも訂正することができます。納得いかない記事に対しては後日また戻ってきて校正すれば事足りるはずです。

書くまでの手順を省く

例えば、ブログを1記事書くために以下の手順で書くとします。

1.ブログを始めることを決意する
2.WordPressの書籍を1冊読み込む
3.Webサーバについて勉強する
4.SEOについて勉強する
5.テーマを決める
6.書籍を読み込む
7.現地調査をする
8.ブログを書く
9.書いたブログを校正する
10.公開する

適当に書いたのでもっとあるかもしれませんが、言いたいことは

記事が完成するための手順が多すぎる

ということです。
全部やっておかないと不安になる気持ちはわかります。しかし、これだと1記事書くまでの階段が多すぎてくたくたになってしまいます。それが原因でブログが続かないのはもったいないですよね。

だから、とりあえずは書くまでの手順をそぎ落としましょう。SEOとか他のことは慣れてきたら徐々に勉強していきましょう。

1.ブログを始めることを決意する
2.テーマを決める
3.書籍読む or 現地調査
4.ブログを書く
5.公開する(←ここまでやる)

内容が不十分だからと公開をためらうのはやめましょう。ひとまず完成させることが大切です。

ちなみに私も細かい技術よりもまずは書き続けることに重点を置いています。

そうでもしないといつまでたってもスタートをきれないので。

結局、大事なのは書き続けること

以上、大きく分けて3点記述いたしました。ですが、それよりも1番大事なのは結局書き続けることなんですね。でないと基礎筋力がつかないので。SEOとかそういったテクニックはその基礎筋力があったうえで生きるものだと思います。

とりあえず、初心者は100記事書くようにしましょう。成功した偉いブロガーはみなそういっています。