コロナの影響により、在宅勤務(リモートワーク)が盛んになってきています。かくいう私も会社で在宅勤務が導入され、先月以降なんと1回も出勤していません。
そうなると困るのが、家の中でどうやって生産性を上げていくかですよね。たいていの人は快適に家で仕事をする環境が整っていないので戸惑いがあると思います。
そこで1か月以上リモートワークをこなした私が効果を仕事を進めるうえで効果を感じたアイテムを3つご紹介いたします。
(注意)紹介するアイテムの画像クリックしても、販売先のリンクに飛べません。まだ諸々の手続きが整っていないためです。すみません。
Contents
こんな人におすすめ
・リモートワークを始めたが、集中できず生産性があがらない
・リモートワークに適した環境がわからない
・リモートワークが捗るアイテムを知りたい
はじめに結論
今回紹介するのは以下3点です。
1.デュアルモニター
2.イヤーマフ + 耳栓
3.人間工学を使用した椅子
以下、詳しく説明していきますね。
デュアルモニター
デュアルモニターとはその名の通り、モニターを二つに増設して作業することです。画面を幅広く使えるので、作業の効率が段違いにアップします。
デュアルモニターの効果
デュアルモニターの具体的な効果については以下のDELLのサイトが詳しいです。
このサイトによるとアメリカの大学の研究にて、テキスト作業が44%、スプレッドシート作業において29%生産性が向上したそうです。
これはどういうことかといいますと、例えば普通なら1時間かかる作業があったとして、デュアルモニタに変えると
テキスト作業 41分
スプレッドシート作業 46分
で終わるということになります。これはすごいですね!!
仮に全作業の効率が30%改善すると考えると8時間の作業が6時間程度で終わる計算になります。これは導入しない手はないですね。
用意するもの
モニタ
安いもので大丈夫です。最近だと4K対応のものも出ていますが、仕事で使うだけであればそこまで高性能なものは不要でしょう。以下のディスプレイがamazonで15,000円程度で販売しているので注文すればOKです。
USB→HDMI・VGA変換アダプタ
モニタを複数つなぐときの注意点として、PCにモニタをつなぐ端子が存在しているか確認しましょう。VGAとかHDMIとかですね。お手持ちのPCに下画像の端子が存在しているか見てみてください(ほかにもDVIやD-subなど規格が色々あります)。いずれかの端子がPCとモニタの両方についていれば接続可能です。
しかし、PCに接続できる端子がない場合はUSBで接続を代用する必要があります。もちろんUSBではそのまま接続できないので、その場合は変換アダプタの購入が必要です。
モニター用アーム
複数のモニタを支えるためのアームです。縦に並べるものや横に並べるもの、モニタに傾きを付けられるものなど色々種類がありますので、適当なものを用意しましょう。
実際に使ってみての感想
革命的に作業がやりやすくなりました!!
私はエンジニア系の仕事をしているので、調べ物をしたり複数の資料を照らし合わせながら作業をすることが多いのですが、一々画面を切り替える必要がないため作業のストレスが軽減されました。
欠点としては1度経験してしまうとシングルモニタの職場に戻れなくなるということですかね。すべての企業がオフィスに導入してくれれば日本の低い生産性も改善されるのではと思います。
イヤーマフ + 耳栓
イヤーマフとは??
イヤーマフとは耳全体を覆うタイプの防音保護具です。普通に耳栓だけつけるよりも高い防音効果を持ちます。今だと通販サイトで2000円前後で買えますね。実はこれをつけて「無音状態」を作るのが仕事の効率を上げるのに効果的なんです。
集中するには無音が一番
作業をするときには音楽を聴く人もいますが、無音のほうが効果的なことが研究でわかっています。
理由は作業と関係ない音楽や音が入ってくると脳のリソースがそちらに割かれてしまうため、効率が落ちてしまうそうです。家族の生活音や外からの雑音で気がそれるのを避けるいう意味でも無音環境がベストだと思います。
耳栓と組み合わせるのが効果的
イヤーマフだけだと防音効果がまだ弱いので、私は耳栓も併用して使っています。ここまでやると周囲の話し声が微かに聞こえる程度で何を言っているかは聞き取れない程度になります。
これくらいが作業にはちょうどよい塩梅です。周りの声が聞き取れてしまうとその分脳のリソースが割かれてしまいますし、全く音が聞こえないと家族からの声掛けや宅急便が来た時のドアチャイムに反応できず生活に不便が生じますからね。
耳栓は近所の100円ショップで販売していますので、適当なものを買いましょう。
実際に使ってみての感想
このブログもイヤーマフ + 耳栓をつけて書いてますが、集中力が途切れることが格段に減ったと感じています。何もつけないと家族が部屋に入ってきただけでも集中力が切れてしまうんですよね。
オフィスだとイヤーマフのような目立つものをつけることは周囲の目もあってなかなか難しいところもありますが、在宅ならだれも気にする人はいません。
在宅でしかできない無音のオフィス環境を検討してみてはいかがでしょうか。
人間工学を使用した椅子
長時間座るために良い椅子を選ぶことは重要
これを読んでいるあなたは椅子に1日何時間座っていますか?在宅勤務をしているのであれば1日8時間程度は座っているかと思います。そうなると腰が痛くなったり、肩がこったりしますよね。
そうならないためにも、長く座るのならばよい椅子を購入することをお勧めいたします。
少し値を張るのですが、人間の体への負担が極力かからないように設計された椅子が多数出ています。
上画像はオカムラが出しているヴィスコンテという椅子。75,000円くらいします。高い・・・。見た目はシンプルなどこにでもある椅子なんですが、人の体にジャストフィットするように設計されています。
実は私のオフィスの椅子がこれだったことを知り驚愕。思い返してみると確かに長時間座って腰が痛くなることはあまりありませんでした。
高機能なオフィスチェアは2万円くらいから買える
高級で実績のあるメーカーの椅子を買えるなら、それに越したことはないのですが、さすがに財布が厳しい方も多いかと思います。(私もさすがに躊躇しました)
ですが、通販サイトをみると比較的安い金額で販売されているものもあります。
こうした安いものは当たり外れがあると思いますので、レビューなどを慎重に吟味したうえで購入を検討するのがベターです。できれば、お店で実物に座って比較検討してみましょう。
実際に使ってみての感想
ちなみに私が買ったのはこれ。
なんとオフィスチェアでなくゲーミングチェアを購入しました。価格は27,000円でした。主目的は仕事のためですが、ゲーミングチェアでも長時間パソコンを使用する人向けの商品であることに変わりなく、十分快適に使うことができます。
この椅子を選んだ理由ですが
・価格の割に5万円クラスの椅子にも質で負けていないというレビュー複数あり
・リクライニングができる(155度まで)
・ひじ掛けの調整の自由度が高い(3D調整アームレスト)
・座面前傾機能あり(物を書くときなど前かがみの姿勢で作業するときに集中力UP)
とシンプルなオフィスチェアより多機能でいろんな状況に対応できるんですね。
実際に使ってみて、長時間集中して作業をすることができています。安い椅子で体を痛めることを考えたら安い買い物だったのではないでしょうか。
ちなみに悪い点もあって、ヘッドレストが微妙でした。平らなので頭にフィットせず、上下に調整もできないので私の場合は肩にヘッドレストが当たって邪魔に感じますね。あと腰当ての形も独特なので慣れるまでは違和感ありました。
繰り返しになりますが、お店で実際に試してみて比較検討するのが一番安全です。
最後に
会社に通勤する時間なしに仕事にとりかかれるの在宅勤務はとても魅力的です。しかし、すでに仕事をするうえで最適化されているオフィスと異なり、在宅では自分で仕事のやり方を工夫していかねばなりません。
その第一歩として今回紹介したアイテムを採り入れ見てはいかがでしょうか。
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