テックキャンプ(TECH::CAMP)の評判や口コミ【未経験→SEの著者が分析】

スクール

テックキャンプというプログラミングスクールがいいと聞いたけど、実際どうなの?
評判はいいのかな?

こうしたお悩みをお持ちのあなたへ。

本ブログの著者は26歳まで文系の学生ニートでしたが、未経験のSEとして就職しました。その後、別の大手IT企業に転職。

テックキャンプのようなスクールに通学し、現在は年収を大きく上げて更に別企業へ転職予定です。なので、この界隈の事情にはかなり精通しています。

プログラミングスクールは通うだけでもかなり高額なので、申し込むには安心できる情報が必要ですよね?

本記事を読めば、テックキャンプの口コミや評判について一通り理解できるようになります。リアルな情報をお届けいたしますのでぜひご一読ください。

※本記事は2020年5月に執筆したものです。最新情報は必ず公式HPでご確認ください。

結論:テックキャンプ(TECH::CAMP)はどうなのか?

本ブログでの「テックキャンプ」の評価はCとします。

転職コース・教養コース両方に言えることですが、高額すぎる料金や学生メンターの存在、そのほかtwitterなどで気になる口コミが散見されました。

大手で広告もばんばん出していますが、必ずしもクオリティが伴っているわけではないと判断しています。

評価の基準について
本ブログでは以下の基準でスクールをランク付けしています。

S・・・文句なしにおすすめできる本ブログ一押しのスクール

A・・・他スクールと比較しても優位性のあるサービスを提供している良スクール

B・・・悪くはないが、特に強くお勧めできる特徴をもっていないスクール

C・・・料金やサービス面で他スクールより劣っており、おすすめできないスクール

※評価は変動する可能性があります。あらかじめご了承ください。
※評価については客観的な視点を心がけていますが、絶対ではありません。個人によって適切なスクールは異なることをご認識ください。
※ランク付けの対象は就職・転職を想定した専門コースを想定しています。これにあてはまらない一部のスクールレビュー記事にはランク付けをしていないものもあります。

テックキャンプ(TECH::CAMP)の概要と卒業後の進路について

最初に前提知識として、テックキャンプの簡単な概要をお伝えします。

テックキャンプとは

1万名以上が受講している国内最大級のプログラミングスクールです。全く未経験からでもエンジニアとして転職できるまで支援しています。東京・大阪・名古屋・福岡に教室を構えています。東京だけのスクールが多い中、大規模に運営していますね。

色々と1番をとっており、競合と比較してもかなり評価が高いようです。

※無料カウンセリングのみの申し込みであれば、費用は一切かかりません

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専属のライフコーチやキャリアアドバイザーがつく

複数の専門家が学習状況や転職のサポートをしてくれます。教室で勉強している間は講師が質問に回答してくれるので、かなり手厚い対応だといえます。

教室でもオンラインでも勉強できる

教室かオンラインか勉強する場所を選択できます。柔軟に勉強場所を変えられるのは大変ありがたいですね。

※受講スタイルによって教室を利用できる時間帯に制限があります

テックキャンプのコースは二つ

テックキャンプにはコースが2種類あります。

1.プログラミング教養
2.エンジニア転職

「プログラミング教養」は名前の通り、最低限のプログラミングの素養を身に着けるための講座。対してエンジニア転職はエンジニアとして転職するために必要な技能を学び、転職サポートまで行うコースです。

料金

プログラミング教養

こちらのコースは月額制です。約20万円の入会金を払った後は月々19,800円の料金となります。

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エンジニア転職コース

平日フルタイムで取り組む「短期集中スタイル」と平日夜間 + 休日の「夜間・休日スタイル」があります。

以前はもう少し安かったと思いますが、かなり高額ですね。教室や多数のメンターの確保などかなり投資をしているので致し方ないのかもしれません。とはいえ、半額程度で通えるスクールもあることを考えると強気すぎる値段設定だと思います。

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エンジニア転職コースを終えたあとの転職先

転職先を見てみると、「自社サービス開発」の割合が多いですね。これはかなりのプラスです。


IT企業と一口に言っても様々な形態が存在し、一般的に自社開発企業 > 受託開発 > SES の順で待遇や得られるキャリアが良くなると言われています。

それぞれ以下のような特徴があります。

【自社開発企業】 = 自社でサービスを開発・運営している企業

・会社が報酬を上げやすく、優秀なエンジニアが集まりやすい

・新しい技術や開発手法にチャレンジでき、スキルアップしやすい

・要件や仕様、開発スケジュールを自分達で決めることができる

・製品やサービスの企画から関われることがある

・努力が数字やデータに反映されやすく、モチベーションが上がりやすい

・どのスクールに通っていたとしても、未経験からの入社難易度が高い


【受託開発企業】= 顧客からシステム開発案件を受託して開発している企業

・その企業の得意分野の技術を使う仕事を受託することが多いため、入社前から経験できる技術がわかりやすい

・研修制度が充実しているところが多い

・クライアントがいるので納期が厳しい

・下請けなので給料が安い

・入社難易度は中くらい、自社開発企業よりは入社を狙える


【SES企業】= 顧客先にエンジニアを派遣してお金を稼いでる企業

・下請けなので給料が安い

・職場環境や得られる技術は相手顧客に依存する

・製品・サービスの企画(上流)から携われる機会は稀

・複数の客先を見て回ることができるので、色々な経験ができる

・未経験でも入れる可能性が高く、業務経験を積む手段として勤めるのはあり
(そのため、SESが絶対悪というわけではない。私もここからキャリアスタートしました)



SESだとスクールに行かなくても未経験で入社可能なレベルです。それが良いところでもあるのですが、せっかくスクールにいくならば自社開発企業を目指しましょう。

就職先も有名な企業がそろっています。ただ給与面では他所で言われているほど高額ではないように感じます。30歳前後で500~600万くらいかな。CyberAgentはもっと高いイメージがありますけどね。

もし私でしたら、ここを踏み台にして(言い方悪いですが)楽天やDeNAなどのメガベンチャーを狙うかもです。

そして、気になる口コミもあったので記載しておきます。

ちょっと気になる呟きですね(ちなみにこの方は後に自社開発の企業から内定をもらっていました)。真偽が気になる方はテックキャンプに直接ききにいくのが確実です。

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テックキャンプ(TECH::CAMP)の口コミ

テックキャンプの口コミについてまとめます。

ポジティブな口コミ

教材ががわかりやすいというのは素晴らしいですね。

スクールの最大の長所だと思いますが、切磋琢磨できる仲間がいるというのは励みになります。

テックキャンプの欠点としてメンターの質が低いことが色々な場所で言われていますが、良いメンターさんもいるみたいですね。

実際の経験者の方がここまで言ってくれるとは頼もしいです。

ネガティブな口コミ

生徒からの口コミ

生徒からのネガティブなコメントは少なかったように感じましたが、気になる呟きもありました。

教室が閉鎖しているのはコロナの影響でやむをえないですが、メンターから返信ないのは困りますね。

企業の採用者担当からの口コミ

卒業生の90%以上が採用に至っているのでこうした人は一部だと思いますが、残念に感じます。どれほど良質なスクールにていも数か月程度の勉強ではまだまだという謙虚な姿勢は持つべきですし、面接を受けるうえでの最低限の準備は必要です。

テックキャンプ(TECH::CAMP)を受講するときの心構え(エンジニアの目線から)

前述の口コミを踏まえて、テックキャンプを受講するときの注意点をSEの目線からお伝えします。

期待値をあげすぎないこと

最近はプログラミングスクールの誇大な広告も増えて、エンジニアになれれば人生大逆転!!みたいに考えてしまう人も増えているのではないでしょうか?

ただ、やはり技術というのは奥深いものでたった数か月でマスターできるものではありません。スクールに卒業して得られるスキルはキャリアを始めるための最低限のものでしかない、という期待値のもとで取り組むべきです。

また、就職先の企業も一部の優秀な人を除けば、低~並くらいの給与レンジだと思います。まあ、下のような景気の良い話をする方もいますが、

エンジニアとして就職を目指す社会人の方のほとんどが数年後に独立したりフリーランスエンジニアになって年収をアップさせるつもりです。

ちなみにフリーランスエンジニアの平均年収は800万以上です。

エンジニアは経験年数が3年あれば全然フリーランスでやっていけるのでたとえ初年度の年収が一時的に下がってもエンジニアを目指す方の方が多いですね。

テックキャンプ(旧テックエキスパート)の就職先の年収は?【直接聞いてきました】

フリーランスにはフリーランスなりのリスクがあるので、安易に飛びつくべきではないです。まずは修業期間だと思って、しばらくは耐え忍ぶ時期が必要になってきます。

もちろん、実力さえあれば年齢も学歴も関係なく上に上がっていける世界です。覚悟を持ったうえで夢を見るのであれば、それは素晴らしいことだと思います。

自分に適性があるか見極める、ついでに予習する

エンジニアは向き不向きが激しい職業です。教養として身に着ける程度ならいいですが、エンジニアを志したいのであれば、自分に素養があるか確認しましょう。

とりあえずprogateなどのプログラミング学習サイトで勉強してみるのがいいと思います。ここで一通りコースをこなせれば、テックキャンプに進んでもいいかもしれません。

データサイエンティスト系のスクールであれば、もう少し安くできるかも

データサイエンティスト・機械学習エンジニア・AIエンジニアを目指すスクールであれば「専門実践教育訓練制度」による助成金が最大56万円出るので、もう少し費用を抑えられますよ。

期待される年収も普通のエンジニアを上回るので、こちらを狙うのもありだと思います。私はSEからこちらにジョブチェンジして年収を150万以上上げました。

求人情報サイト「indeed」に掲載のデータによると機械学習エンジニアの平均年収は626万円で、一般的なエンジニアの539万円よりも87万円高くなっています。

機械学習エンジニアの年収・給料、転職の方法は

関連記事です。

まずはテックキャンプ(TECH::CAMP)の無料カウンセリングに行こう

色々と書きましたが、一番確実な情報は直接、テックキャンプに聞きに行くことです。私も転職前にスクール選びをするときは、複数のスクールに直接話を聞きに行きました。

ネットはデマや誇大な情報も多いので、自分の足でも情報を取りに行きましょう。

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以上です。

スクールを検討するうえで必ずやってほしいこと

スクール選びで失敗しないコツというものがあります。

それは3つ以上のスクールに直接足を運ぶこと。

なぜなら、複数のスクールを比較検討しないとそれぞれの良さ悪さがわからないからです。どんなに評判が良いスクールでもあなたには合わない可能性があります。

私自身もスクールを検討するときはネットのレビュー記事をみるだけでなく、複数のスクールの担当者と直接お話をするようにしました。

結果、インターネットの公式ページをみて良さそうだと思ったスクールが実はいまいちで、自分の中で控えだったスクールが実は良かったという経験もしました。

直接見に行ったおかげで自分に合うスクールを選ぶことができ、年収を150万円以上上げて転職することができました

重ねてのお願いで申し訳ないのですが、決して安い買い物ではないのでインターネットの情報だけで判断しないようにしてくださいね。

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